園の目標

白金幼稚園を取り巻く環境は、年々変わってきました。都市再開発に伴う 周辺ビルの林立が、園庭の日照を脅かしております。園が長い間心を傾けて守ってきた「自然」は、人間らしい当たり前の暮らしを育てる大本です。開園以来掲げてきた「自然を子どもに」のもとで、子どもの体と心の健やかな発達をはぐくんでいきたいと思います。

幼児教育はまず自分の身辺のことが自分で出来るよう「自立心」を育てることから始まります。また知識を教え込むのではなく、子どもの「生活」や「遊び」の中から直接的・間接的な体験を通して、子ども達が感じ学んでいきます。そしてこれから先社会の一員として生きていく力の基礎を育てていきます。

「遊ぶこと」「働くこと」を通して社会性の芽生えを育てます。

この自然に恵まれた環境を生かし、広い園庭で太陽の日を浴び思い切り遊ばせたいと思います。子ども達は泥んこ遊び・木登り・裏山探検・サッカー・ドッジボール・鬼ごっこが大好きです。人と関わって遊んでいく中で、相手の存在を知り相手の気持ちに気づきます。そして自分をコントロールする力も育っていきます。友達といると楽しいことだけでなく、失敗やけんかも起こります。それをきっかけにどうしたらいいか自分達で考え、人との関わり方や物の扱い方に気づき、相手の気持ちを理解し、相手の立場に立って考えられるようになればと思います。また滑り台係り・砂場係り・当番などの「仕事」を通して、皆のために協力して働く喜びや、責任感・連帯感・自律心を育てていきます。

「物をよく見る」「考えようとする態度」を育てる。

子ども達は「自然」を通して、さまざまな発見や驚きを体験します。その一つひとつの出来事と深く関わらせていくことで、探究心や考える力が深まっていきます。そしてその感動を自分なりの捉え方で、絵画制作・音楽リズムなどに工夫して表現することを大切にしています。

クラスの子ども達は「みんな大事」「みんなで育てていこう」という意識を持つことが大切。

幼稚園では子どもを仲立ちにして、親達の付き合いも始まります。子ども達が友達になるように、大人も子育てを通して“仲間”や“友達”が出来るのです。近隣社会の結びつきが失われてきた現在、核家族化した子育ての中で親達も孤立化しがちです。親達が園の行事に参加協力していく中で、互いに親しくなり、子育ての悩みを分かち合い助け合うこと。皆で子ども達を育てていくという意識をもっていけるようになると、子育ても重荷にならないのではないでしょうか。

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